131: 名無しさん@おーぷん 2018/09/08(土)02:21:50 ID:n2i
自分の修羅場というより、どちらかというと父の修羅場かな。

私は幼少期、異常に活発な子供だった上に住んでるところがド田舎で、
木登りしちゃ落ち、砂利の坂道全力疾走しては石車に乗ってコケ、
生傷が絶えない日々を過ごしていた。

来春から小学生っていう年長さんのころ、冬の寒さが弛む3月頭くらい。
私の地元は雪国で、その時期になると早朝晴天だと雪面が凍って凍み渡りという遊びができる。
当時やたら早起きだった私は父を揺り起こして山に連れて行けと要求しまくっていた。
寝ぼけた父を尻目に雪面をダッシュする自分。
いつもの山だし慣れっこになってて油断した瞬間雪の裂け目に落ちた。
そしていつものように先に行く私をすでに見失っていた父は呑気に、
「おーい、どこだー?わはははは空気美味いなぁ」とか言ってた。

そのとき私は雪の下にあった蓮沼に尻から嵌っていた。
すぐに父を呼べばいいのに、なんとなく眠くて、裂け目から見える空綺麗とか考えてた。
そのまま気を失ったんだと思う。

気が付くと私は父に抱えられて家の玄関にいた。
父が何か叫んで母がすっとんできて、わーわー大騒ぎになった。
でも私はすでに、自分の中では平常で、降ろせ降ろせと暴れ濡れて冷えた服を脱ぎ捨てて、
パンツだけ新しいのを穿くとコタツにもぐった。
で、お腹が空いた朝御飯はまだ?と母に聞いたらしい。(これはよく覚えてない)
泣きながら私と父を叱りつつ、母は卵焼きをつくってお風呂を沸かしてと忙しそうだった。
その後普通に保育園へ。

そんな私もいろいろありつつ10歳を境に急激におとなしくなり今に至ります。
無駄に長くなった、ごめんね。

132: 名無しさん@おーぷん 2018/09/08(土)08:33:01 ID:KMF
ば、バーサーカーやん…

今までにあった修羅場を語れ【その26】